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久保建英、今季20試合目で初の出番なし…ビジャレアルは5試合ぶりに“ドロー沼”脱出

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ベンチに座ったまま試合を終えたMF久保建英

[12.19 ラ・リーガ第14節 オサスナ1-3ビジャレアル]

 ラ・リーガは19日、第14節を各地で行い、MF久保建英所属のビジャレアルオサスナを3-1で破った。ベンチスタートの久保は今季の公式戦20試合目で初めて出番がなかった。

 ここまで4試合ドローが続いていたビジャレアルだが、この日は早々に試合を動かした。前半7分、最終ラインから持ち上がったDFパウ・トーレスがFWフェルナンド・ニーニョにクサビのパスを当て、相手の最終ラインを引きずり出すと、MFマヌ・トリゲロスがつないだボールにFWジェラール・モレノが反応。最後はループで流し込んだ。

 さらに前半19分、ビジャレアルはハイボールに競り勝ったF・ニーニョが相手の最終ライン裏に抜け、DFアリダネ・フェルナンデスのファウルを誘ってFKを獲得。得点機会を阻止したA・フェルナンデスは一発退場となり、ビジャレアルは数的優位となった。

 そして前半29分、またもP・トーレスを起点に左サイドを攻め込むと、MFダニエル・パレホの縦パスを受けたMFジェレミ・ピノが相手の背後にスルーパスを配球。これに抜け出したF・ニーニョが相手GKとの駆け引きを制してゴールに流し込み、リードを2点に広げた。

 後半はオサスナがアグレッシブに前進し、ビジャレアルが数的不利を活かせない展開。後半24分には自陣ペナルティエリア内で空中戦を競り合ったY・ピノが相手を倒してPKを与え、MFロベルト・トーレスに同点ゴールを決められた。それでも41分、MFルベン・ペーニャのクロスからG・モレノがボレーで突き刺して追加点。5試合ぶりの白星を収めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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