beacon

[ジャイキリETU特集号]采配ズバリ的中! 好調名古屋から今季初勝利!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

カウンターに沈んだ名古屋が今季初黒星



週刊『モーニング』にて2007年から連載されている人気フットボールマンガ『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』。物語はリーグ最終盤に入り、達海猛率いるETUの初優勝なるか、手に汗握る展開が続いている。ジャイキリの魅力のひとつであるリアルな世界観をそのままにサッカー専門誌として再現した、『フットボールダイジェスト ETU特集号』が12月23日に発売。刊行記念して、ゲキサカではリーグ戦のマッチレポを特別にお届けしていく。

[リーグジャパンD1第4節 名古屋0-2ETU]

 公式戦5連敗中のETUは、公式戦で負けなしと好調を維持する名古屋グランパレスのホームに乗り込んだ。

 ストライカーのぺぺ、トップ下のゼウベルト、ボランチのカルロスという名古屋が誇るブラジル人トリオに序盤から翻弄されていたETUだったが、攻勢に出ると、ジーノがロングフィードで右サイドの赤崎遼へ展開。しかし、赤崎から中央の椿大介へのパスはカルロスに潰されてしまう。

村越を先頭に、入場するETUイレブン。敵地で勝ち点3を目指す

 名古屋はブラジル人トリオに加え、2トップの一角に入った日本人エース、板垣が敵陣で積極的な仕掛けを見せるも、マッチアップするETUのセンターバック、黒田一樹が1対1で抜群の対応をみせてチャンスをつくらせない。

 それでも名古屋は、マークを振り切ったぺぺにゼウベルトがスルーパスを送りチャンスをつくったが、椿があわやオウンゴールというヘディングのクリアで辛くもしのぐ。ETUは何度も攻め込まれながらも、なんとか最初の45分を失点ゼロで終えた。

 後半に入り、先手をとりたい名古屋は、ボランチのカルロスが高い位置をとって攻撃に出るも、ぺぺへのラストパスは清川和巳にカットされてしまう。ここからETUはカウンターを発動。中央のジーノが右サイドの赤崎に展開すると、赤崎はドリブルでペナルティエリアまで切り込みシュートを放つ。これはGK上原に阻まれてしまったが、こぼれ球を押し込んだのは、自陣から駆け上がった椿。守勢に回っていたETUが先制し、ついに均衡は破れた。

この日、攻守にわたって絶好調の椿。覚醒する瞬間は近づいていた

 ラスト15分、猛攻を仕掛ける名古屋の逆手をとるように、椿が自陣から持ち上がる。名手カルロスもドリブルでかわしゴール前に迫ったが、体を張った名古屋DFに突破を阻止されてしまう。そのこぼれ球を拾ったのはETUの背番号10だった。左足から放たれたシュートはゴールネットを揺らし、ETUが貴重な追加点を奪った。

 名古屋で最も危険な男、ぺぺが最後まで果敢にゴールを狙い続けるも、シュートはクロスバーに弾かれてしまい、そのまま試合終了の笛。

 苦しんでいたETUが、達海猛新体制で初勝利を飾った。


ジャイキリ初の公式ガイド
最新刊57巻までの情報を余すところなく、さらに、貴重なカラーイラストも多数掲載。ジャイキリのリアルな世界観をサッカー雑誌として取り上げていく、今までにないコミックガイド! 詳細は下の画像をクリック!!

『フットボールダイジェスト ETU特集号』

TOP