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アーセナル監督が今季不振の苦悩明かす「それが大きな頭痛の種」

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 アーセナルミケル・アルテタ監督は今シーズンの不振に戸惑いを隠せず、監督業について「プレーすることよりもずっと難しい」と語った。英『ミラー』が伝えている。

 開幕から14試合ですでに8敗を喫するなど大不振に陥っていたアーセナル。26日、プレミアリーグ第15節で宿敵チェルシーに3-1で完勝し、8試合ぶりの白星を飾った。それでもチームは降格圏と6差の15位に沈んでおり、アルテタ監督はここまでの苦悩を明かしている。

「眠れない夜を過ごしたかって? あるさ。24時間ずっと付きまとう仕事だ」

「選手としてプレーするよりもずっと難しい仕事だ。外的な影響もあるし、非常にやりがいはある。多くの問題があり、結果がついてこないとき、勝てない理由を見つけられないことがある。それが大きな頭痛の種なんだ」

「だけどそれは同時に、このゲームの美しさであり、別のやり方を探す必要があるということだ。私の役割は、選手たちのモチベーションを高め、団結させ、試合に勝てないときもチームスピリットを失わせないようにすることだ」

「それは簡単なことじゃないし、多くのエネルギーを必要とする。ときにはイライラしたり悲しくなったりすることもある。どこかでそういうものにも対処する時間を取らなければならない。私の場合、家族やクラブの人たち、理事会、エドゥが本当にサポートしてくれて、それが私を大いに助けてくれた」

「いつも言っているが、トレーニング場やスタジアムには70人以上いて、彼らのことを毎日気にかけなければならない。自分の下す決断が、彼らの生活や気分、次の日に影響を与える。そのことを意識するからこそ、このサッカークラブに対して感情的になってしまうんだ」

「そういう感情が、さらに感情を大きくし、エネルギーを消耗させることになる」

「私がチームを率いることになったときに思っていたよりも、ずっと適応することができたと思うよ」

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