beacon

遠藤航は「傑出した選手」…優勝経験のシュトゥットガルトOBが現メンバーを当時のチームと比較

このエントリーをはてなブックマークに追加

クラブOBがMF遠藤航に期待を寄せる

 元ドイツ代表GKでもあるシュトゥットガルトOBのティモ・ヒルでブラント氏が今シーズンの古巣について言及。地元紙『ハイデンハイマー・ツァイトゥング』で日本代表MF遠藤航への期待も口にした。

 現在41歳のヒルデブラント氏は1999年にシュトゥットガルトのトップに昇格し、2007年まで同クラブでプレー。2000年代前半はアレクサンドル・フレブやケビン・クラニー、レンタルで加わっていたフィリップ・ラームらとともに正守護神としてピッチに立つと、06—07シーズンはマリオ・ゴメスやサミ・ケディラとともに最後となるクラブ史上5度目のリーグ優勝を経験している。

 そんなヒルデブランド氏だが、昇格組ながら攻撃的なプレースタイルで魅了する今シーズンのシュトゥットガルトに当時のメンバーを彷彿させるものを感じているようだ。「当時に似ているようなところがある」と語る同氏は「現在のチームには当時のように勢いを見せるニコラス・ゴンサレスやタングイ・クリバリのような若手が在籍している。それにゴンサロ・カストロやダニエル・ディダビといったベテランがいる。とても良いミックスだと思う。2001年のようにね」と分析した。

 ヒルデブラント氏は続けてセントラルMFで大きな存在感を発揮する遠藤についてもコメント。「エンドウは傑出した選手。違いをつくり出すプレーヤーだ」と絶賛すると、「彼は走りでスペースを消す。シュトゥットガルトがエンドウをこれから長い間ここに残せることを祈っているよ」と日本代表MFのこの先の残留への期待を口にした。

 なお現在7位につけるシュトゥットガルトは1月2日に行われるブンデスリーガ第14節で3位RBライプツィヒとホームで対戦。ヒルデブラント氏は十分に来季の欧州コンペティションへの出場権を狙える古巣の状況を喜んでいるようだ。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP