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亡きレジェンドに捧げる勝利…ペップは「長く苦しんでいた」DFを称賛

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 マンチェスター・シティはカラバオ杯でマンチェスター・ユナイテッドを2-0で下し、決勝に進出した。ジョゼップ・グアルディオラ監督は亡くなったコリン・ベル氏の遺志を継ぐために奮起したと語っている。『BBC』が伝えた。

 5日に亡くなったクラブレジェンドのベル氏のため、チームはオールド・トラッフォードで1分間の黙祷を捧げ、黒い腕章を身に着けた。「この勝利を、コリン・ベルと彼の家族たちに捧げたい」とグアルディオラ監督。74歳で亡くなったベル氏はシティに1966年から79年の間在籍し、501試合に出場、153ゴールを決めている。

ベル氏はシティのトップリーグ昇格と1部リーグのタイトル、FA杯、リーグ杯、カップウィナーズ杯の獲得に貢献した。04年にはエティハド・スタジアムに、彼の名前を冠したスタンドを設置することがファンの投票により決まっている。

「マンチェスター・Cの家族みんなにとって悲しい日だった。私たちは現在を生きている。だがそれは過去があってこそであり、並外れた選手たちのおかげで今日の私たちがいる」

「コリン・ベルやマイク・サマービーがこのクラブで築き上げてくれたものを、私たちはプレーを通して守っていかなければならない。試合後にサマービーと会えたことは光栄だった。コリンの死は大いなる損失だ。悲しいニュースだけど、彼のレガシーを自分たちが引き継いでいきたい」

 また、グアルディオラ監督は2017年に加入して以降、初ゴールとなったDFジョン・ストーンズを称賛した。

「すべては彼のおかげだ。長いキャリアの中では、常に浮き沈みがある。残念ながら、彼は私たちが予想していたよりも長く苦しんでいた」

「彼はまたもや傑出したパフォーマンスを見せてくれた。だがもっとも重要なのは、彼は過去3年、4年苦しんでいたにもかかわらず、こうして4試合、5試合、6試合と連続してプレーできたことだ。これは本当に重要なことだよ。特に彼にとって、そして私たちにとってね」

過去3シーズンでカラバオ杯を制しているシティは、4年連続でカラバオ杯決勝に進出。4月25日にトッテナムと対戦することになる。

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