ミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、18日のカリアリ戦(ミランが2-0で勝利)終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じた。試合を振り返り、FWマリオ・マンジュキッチの加入を歓迎している。

　セリエA第18節のカリアリ対ミランにおいて、ケガから復帰後、初の先発を果たしたイブラヒモビッチ。7分にPKを沈めて先制点を挙げたほか、52分には追加点を決めるなどいきなりドッピエッタ(1試合2得点)の活躍を見せた。後半から途中出場したMFアレクシス・サレマーカーズが2枚目の警告で退場処分を受けるなど厳しい戦いも強いられたが、39歳のミランFWはチームを勝利へと導くことに成功した。

「もう1点決めるべきだったが、勝つには2点でも十分だった。57日間にわたってプレーしておらず、難しい試合だったが、1人少なくなるとなおさら難しくなる。若手選手たちは、よく走ることで俺に挑戦してくるが、これは俺の刺激になる。俺も若手と同じように走れることを証明しなければならないからね」

　続いてイブラヒモビッチは、ミラン入りが間近に迫る34歳のマンジュキッチに言及。「彼の加入は嬉しく思う。これからは2人で対戦相手を脅かすことができるよ」と歓迎した。続けて、「非常に厳しい日程なので、マンジュキッチや(ソアリオ)マイテの加入により、ターンオーバーをして常にフィジカルコンディションを良い状態に保つことができる」と利点を述べた。

　またイブラヒモビッチは、ミランのスクデット獲得の可能性を問われると、「スクデットを信じているか? 俺は自分を信じる。ズラタンを信じる」とコメント。また契約延長については、「パオロ(マルディーニ)次第だ。俺はミランに戻って来ることができて幸せだよ。本当に満足している」と語った。

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