ビジャレアルMFダニ・パレホは、1月に退団した日本代表MF久保建英に理解を示している。

　昨夏1年間の期限付きでビジャレアルに加入した久保。しかし、なかなかスタメンの座を掴めず。本人は出場機会増加を希望し、半年で退団を決意。ビジャレアルへのレンタルを解消し、1月の移籍市場でヘタフェへと移籍した。

　ヘタフェでのデビュー戦となったエルチェ戦(3-1)は練習できない状態で臨むこととなった久保だが、途中出場からいきなり2ゴールに絡む大活躍。才能を証明し、スペインメディアからも絶賛の声が集まっている。

　そんな19歳の日本代表MFについて、同時期にビジャレアルに加入したパレホが『EL Larguero』で言及。「彼は一度も文句なんて言わなかった。その逆で、いつも練習熱心だったよ」とプロフェッショナルな姿勢を示していたとしつつ、決断に理解を示している。

「彼は昨シーズン、マジョルカでプレーしていたけど、その時も最初はあまりプレーできていなかったね。僕がヘタフェからバレンシアに加入した時も、1年目はあまりプレーできていなかった」

「若い選手だし、プレーしたいのは理解できる。僕でもそうしたと思う。若手選手はプレーし、自身の力を見せることが重要なんだ」

「日本の多くのファンも彼を追っているし、若いうちからプレーして話題になる必要があるというメディアのプレッシャーもあるね。少しデリケートな状況だ」

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