beacon

「シティに対抗できるのか?」…挑戦を怖がるマンU!? キーン氏が古巣に苦言

このエントリーをはてなブックマークに追加

DFハリー・マグワイアとMFポール・ポグバ

 マンチェスター・ユナイテッドは30日に行われたプレミアリーグ第21節でアーセナルと対戦し、0-0で引き分けた。クラブOBであるロイ・キーン氏は古巣の戦いぶりに苦言を呈した。

 プレミアリーグ第1節延期分となった、1月12日のバーンリー戦に1-0で勝利し、首位に浮上したマンチェスター・U。続くリバプール戦に引き分け、フルハム戦では2-1の勝利を収めたものの、第20節で最下位シェフィールド・Uを相手に1-2の黒星を喫してしまう。そして、第21節アーセナル戦ではFWピエール・エメリク・オーバメンら主力数人を欠く相手とスコアレスドローを演じた。その間に、首位の座はマンチェスター・シティに奪われてしまった。

 アーセナル戦後、オーレ・グンナー・スールシャール監督が「パフォーマンスには満足できた」と話したことをクラブ公式ウェブサイトが伝えたが、キーン氏の意見は違うようだ。英『スカイスポーツ』が報じている。

「ここ3、4週間でいきなり首位に立ったとき、人々は『リーグ優勝できるのか?』『シティに対抗できるのか?』と言うようになる。そして、選手たちは、その挑戦を怖がっているように見える。『まだ、準備はできていない』と。そのような態度で試合に臨めば、シェフィールド戦のような結果は起こり得るんだ」

「今日は、このチームに頭を悩まされている。オーレは『我々は勝者だ』と話し続けているが、その姿勢を見せてほしい。選手たちは試合に勝つため、そしてタイトルを獲得するためにユナイテッドと契約したはずだ。だけど、今日の試合を見て心配になった。『素晴らしい順位となったんだ。その準備はできているか?』。だが、彼らは怯えているように見える」

「アーセナルはリーグ8位で、3人の主力を欠いていたんだ。引き分けの回数が多すぎると、大きなタイトルを取ることはできない。シーズン終了後、この3、4日で失った4、5ポイントは大きなものだったと思うだろう。現時点で、それほど重要ではないような振りをするかもしれないが、非常に重要なものだよ」

 現在、首位に立つマンチェスター・Cは勝ち点44。マンチェスター・Uは1試合消化が多いながらも、勝ち点3差をつけられ、勝ち点41で2位につけている。

●プレミアリーグ2020-21特集

TOP