キエッリーニが語る守備職人の矜持「ファン・ダイクのような資質はない。だが、勝つためには何でもする」
ユベントスのDFジョルジョ・キエッリーニが自らの資質について語った。4日、『フットボールイタリア』が仏『So Foot』のインタビュー内容を伝えている。
2005年からユベントスに加入し、ディフェンスリーダーとしてチームを支えてきた36歳キエッリーニ。19年夏には右ひざ前十字靭帯を損傷する大怪我を負ったものの、翌年2月に復活を果たし、今季も要所で活躍。セリエA第20節・サンプドリア戦ではFWファビオ・クアリャレッラの至近距離のシュートを絶妙なブロックで防ぐなど、経験に基づいた守備力には磨きがかかる。
気力ではいまだに衰えを見せず、インタビューでは「決定機でのシュートをブロックしたり、ゴールを守り切るとアドレナリンがとても出るんだ」と語る。「それは得点とは異なる喜びで、比較することはできない。重要な試合で守り切ると出るときが多い。まだそういう瞬間が私の中にはあるんだ」と目を光らせ、守備職人としての矜持を垣間見せた。
「チャンピオンズリーグ準々決勝でバルセロナからゴールを決めたことがある。しかしそれは、トッテナムとの試合で終了間際にハリー・ケインのゴールを防いだときと比較すると、満足度では足りていなかった」
「トッテナムとの試合はタイトだった。ジジ(ブッフォン)とアンドレア(バルザーリ)とは終了後に抱き着いたよ。強く印象に残っている」
「FWとの一騎打ちに勝つためには、最悪の瞬間を想定しないといけない。私やバルザーリのような“普通”のプレーヤーはそこで違いを出さなくては。誤解しないでほしいのは、私たちにはセルヒオ・ラモスやフィルヒル・ファン・ダイクのような“資質”はないということだ」
「私は恥ずかしがり屋で控えめだ。だけど、ピッチの上では違う。ピッチでは勝つために何でもする」
●セリエA2020-21特集
2005年からユベントスに加入し、ディフェンスリーダーとしてチームを支えてきた36歳キエッリーニ。19年夏には右ひざ前十字靭帯を損傷する大怪我を負ったものの、翌年2月に復活を果たし、今季も要所で活躍。セリエA第20節・サンプドリア戦ではFWファビオ・クアリャレッラの至近距離のシュートを絶妙なブロックで防ぐなど、経験に基づいた守備力には磨きがかかる。
気力ではいまだに衰えを見せず、インタビューでは「決定機でのシュートをブロックしたり、ゴールを守り切るとアドレナリンがとても出るんだ」と語る。「それは得点とは異なる喜びで、比較することはできない。重要な試合で守り切ると出るときが多い。まだそういう瞬間が私の中にはあるんだ」と目を光らせ、守備職人としての矜持を垣間見せた。
「チャンピオンズリーグ準々決勝でバルセロナからゴールを決めたことがある。しかしそれは、トッテナムとの試合で終了間際にハリー・ケインのゴールを防いだときと比較すると、満足度では足りていなかった」
「トッテナムとの試合はタイトだった。ジジ(ブッフォン)とアンドレア(バルザーリ)とは終了後に抱き着いたよ。強く印象に残っている」
「FWとの一騎打ちに勝つためには、最悪の瞬間を想定しないといけない。私やバルザーリのような“普通”のプレーヤーはそこで違いを出さなくては。誤解しないでほしいのは、私たちにはセルヒオ・ラモスやフィルヒル・ファン・ダイクのような“資質”はないということだ」
「私は恥ずかしがり屋で控えめだ。だけど、ピッチの上では違う。ピッチでは勝つために何でもする」
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