beacon

ジダンが悩めるアザールに言及「彼は不運に見舞われている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ジネディーヌ・ジダン監督がFWエデン・アザールについて語った

 レアル・マドリージネディーヌ・ジダン監督が不振続きのFWエデン・アザールに関し、「彼は不運に見舞われている」と擁護のコメントを展開した。クラブ公式サイトが伝えている。

 アザールは3日、クラブから左足大腿直筋を負傷したことが発表された。スペイン『アス』によると、離脱期間は3〜4週間の見込み。レアル加入後の1年半で10回目の怪我だと報じられている。

 今季は公式戦13試合に出場し、3ゴールを記録。レアル通算では公式戦35試合の出場で4ゴール7アシストにとどまっている。2019年夏に鳴り物入りでチェルシーから加入したが、高額な移籍金に見合う活躍を見せているとは言い難い。

 ジダン監督は6日に敵地で行われるラ・リーガ第22節ウエスカ戦を前に、オンラインでの記者会見に出席。アザールについて質問されると、次のように話した。

「我々は怪我や問題のないエデンを見たいと思っているが、彼は不運に見舞われている。レアル・マドリーで自分のことを示し、プレーしたがっているため、彼にとっては非常に厳しい状況だ。でも彼はいつに日か、怪我がなく良いプレーを見せてくれるはずだ。今抱えている怪我が回復したら、そうなることを願うよ」

 また、今節に向けては「多くのことが話題になっていることを分かっているが、試合を戦えることをとても楽しみにしているし、勝つための準備をしている。我々はただウエスカ戦のこと、そして少し前までの自分たちの状態に戻ることだけを考えている」と語っている。

 チームは現在、消化試合が1つ少ない首位アトレティコ・マドリーと勝ち点10差の3位。「全メンバーとチーム全体がシーズンの終わりまで立ち向かうに値しているし、それが我々のやろうとしていることだ」と最後まで諦めずに戦い抜くことを約束している。

 自身の去就については「もし人々が辞任を望んでも、私は辞めるつもりはない」と明言し、「我々は最近、良い状態ではないが、状況を変えたいと思っている」と巻き返しを誓った。

●ラ・リーガ2020-21特集

TOP