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マテウス「世界最高の選手はレバンドフスキ」

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元ドイツ代表のローター・マテウス氏が、古巣バイエルンについて語った

 元ドイツ代表のローター・マテウス氏が、古巣バイエルンについて語った。

 現役時代にバイエルンやインテルなどでプレーし、ドイツ代表として歴代最多150試合に出場したマテウス氏。フットボール界のレジェンドは、カタールでのFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)2020を控えるバイエルンに関して、『Goal』独占インタビューで語った。

 昨季に7年ぶりの3冠(ブンデスリーガ、チャンピオンズリーグ、DFBポカール)を達成した欧州王者のバイエルンは、8日に行われるCWC準決勝でアフリカ王者のアル・アハリと決勝進出をかけて対戦する。現在のバイエルンと、過去の同クラブの偉大なチームとの違いを尋ねられたマテウス氏は「10年前や20年前のチームと比較するのは困難だ」としつつも、現チームを称賛した。

「オリバー・カーンの時代やフランツ・ベッケンバウアーの時代のチームと単純に比較するのは難しい。だが、現在のチームはバイエルンの歴史でみても最も強いチームの一つと言えることができるだろう」

「チームは非常に強力で、ピッチ上だけでなく全てが順調にいっている。クラブ周辺はよく整理されており、結果を得るために誰もがよく働いているね。指揮官とチームも協力関係が良好だし、お互いを理解できている」

 またマテウス氏は、バイエルンで今季4ゴール13アシストを記録するなど守備的MFとして印象的な活躍を続けるヨシュア・キミッヒを絶賛。世界最高の選手に近づいているか問われると、「世界最高の選手はロベルト・レバンドフスキだ。ここ数シーズン、彼は完璧な選手だった」としながらも、キミッヒについても非常に高い評価を与えた。

「ヨシュアはドイツの将来を担う選手だが、今現在でもすでにチームにとって非常に重要な選手の一人だ。バイエルンでは次代のキャプテンとして私は見ている。そして、ドイツ代表でもそれは同じだ」

「ドイツ人としてのメンタリティを備えているし、常に全力でプレーする。守備も攻撃もできるし、ラストパスやクロスだけでなく、ゴールも挙げる。パッションある選手で、勝者だよ。25歳でこれほどのクオリティを備えているのは本当にファンタスティックだ」

今季のブンデスリーガで首位を独走し、現在公式戦5連勝と勢いに乗るバイエルン。CWCでもレバンドフスキやキミッヒが活躍し、前評判どおりに戴冠を果たせるか注目だ。

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