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アザールの稼働率はベイル、カカよりも…西紙がレアル・マドリーで困難に陥るスターを紹介

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レアル・マドリーに所属するベルギー代表MFエデン・アザール

 レアル・マドリーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールの困難なプレー実績を、スペイン『アス』が報じた。

 2012年夏から所属したチェルシーで世界最高峰のアタッカーとして評価を高めたアザール。2019年夏に鳴り物入りでレアル・マドリーに完全移籍し、背番号7が与えられるなど大きな期待を背負っている。

 しかし、スペインの舞台では加入からこれまでの約1年半で9度の負傷離脱を経験。直近では2月上旬に左太ももを痛め、現在も戦線を離れている。

『アス』は、同様にレアル・マドリーでエース級の活躍が期待されながらも負傷に苦しんだギャレス・ベイル、カカ氏とベルギー人スターを比較。両者よりも悪い状況にあることを伝えた。

 ベイルは移籍金1億100万ユーロでトッテナムから加入し、特に当初は主力として活躍して4度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇に大きく貢献。移籍金に6700万ユーロを要したとされるカカはなかなか先発で起用されなかったが、2011-12シーズンは史上最多勝ち点100でのラ・リーガ制覇のメンバーとなった。

 とはいえ、変動ありの1億ユーロでレアル・マドリーに移籍したアザールも、2019-20シーズンにはリーグ戦16試合1ゴール6アシストでタイトル獲得に貢献。しかし、稼働率は29.6%(公式戦7350分中2176分)にとどまっている。

 一方、ここ数シーズンは稼働率の低さが批判されていたベイルは、加入からの計測では62.6%(3万6300分中1万7926分)をプレー。カカ氏は、当時メスト・エジルに先発の座を明け渡しながらではあったが、33.5%(2万430分中6888分)を記録している。

 記事は、アザールについて「この1年半で積み重ねた数字は印象的なものではない」と主張。しかし、最後にはトッテナムにレンタル移籍したベイルや既に引退したカカ氏と違い、これから与えられる時間があるとして今後の浮上に期待を寄せた。

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