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ムバッペが初対決メッシの前で圧巻ハット!! パリSGが敵地でピケ“電撃復帰”のバルサに4発先勝

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カンプ・ノウで躍動したFWキリアン・ムバッペ

[2.16 欧州CL決勝T1回戦 バルセロナ1-4パリSG]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第1戦が16日に開催され、カンプ・ノウではバルセロナ(スペイン)とパリSG(フランス)が対戦した。前半にクラブレベルで初対決となったFWリオネル・メッシとFWキリアン・ムバッペがゴールを奪い合うと、後半にムバッペの2点目でパリSGが逆転。さらにFWモイーズ・キーンのヘディング弾とムバッペのハットトリックとなるチーム4点目も生まれ、昨季ファイナリストが敵地で4-1の快勝を飾った。第2戦は3月10日にパリSGのホームで行われる。

 6シーズンぶりの優勝を目指すバルセロナと、前回大会で初の決勝進出を果たしたパリSGが激突した一戦。4-1-2-3のバルセロナはエースのメッシをはじめとする主力メンバーが名を連ね、最終ラインでは右膝の大怪我で離脱していたDFジェラール・ピケが約3か月ぶりに復帰を果たした。

 一方、FWネイマールとMFアンヘル・ディ・マリアを負傷で欠くパリSGは4-2-1-3のフォーメーション。トップ下にMFマルコ・ベッラッティが入り、前線は右からキーン、FWマウロ・イカルディ、ムバッペが配置された。

 両チームの対戦は、バルセロナが決勝トーナメント1回戦第1戦の0-4から2戦合計6-5と歴史に残る大逆転劇を演じた2016-17シーズンの“カンプ・ノウの奇跡”以来。立ち上がりから互いにゴールへ迫る展開の中、先にスコアを動かしたのはホームのバルセロナだった。

 前半26分、低い位置に降りたメッシのロングフィードからMFフレンキー・デ・ヨングがPA内右に飛び出し、追走したDFレイバン・クルザワに倒されてPKを獲得する。接触があったか微妙なシーンだったため、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるチェックが入ったものの、判定は変わらない。同27分にPKキッカーを務めたメッシが左足を振り抜き、GKケイラー・ナバスの反応も及ばない強烈なシュートをゴール右上隅に突き刺した。

 だが、パリSGもすぐにゲームを振り出しに戻す。前半32分にDFマルキーニョスの大きなサイドチェンジからPA左脇のクルザワがダイレクトで折り返し、ベッラッティが右足のアウトでPA内中央へワンタッチパス。狭いスペースで受けたムバッペが細かいタッチで左に持ち出し、DFクレマン・ラングレのマークを振り切る。最後は至近距離から左足で豪快にニアの上へ叩き込み、1-1とした。

 その後、前半35分にクルザワ、同37分にFWアントワーヌ・グリーズマンがそれぞれチャンスを迎えるも、得点には至らない。ハーフタイム直前にはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの珍しいキックミスからパリSGが右CKを獲得し、ニアのイカルディが頭で合わせる。しかし、右外のサイドネットに当たり、前半は1-1で終了した。

 パリSGのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は後半開始から早くも動き、前半にイエローカードを受けたMFイドリッサ・ゲイェを下げてMFアンデル・エレーラを投入。元スペイン代表MFはそのままダブルボランチの一角にポジションを取った。

 後半はパリSGが積極的な入りを見せる。開始2分、ムバッペが右足で打ったミドルシュートがわずかにゴール右外へ。同5分にはムバッペが敵陣左でのドリブル突破から中央へパスを送り、イカルディがヒールで流したボールにPA内右のキーンが反応する。右足のシュートはDFに当たってコースが変わるも、GKテア・シュテーゲンのファインセーブに遭った。

 以降も攻勢を続けると、後半20分に逆転ゴールが生まれる。MFレアンドロ・パレデスがロングパスを供給し、大外からPA内右に抜け出したDFアレッサンドロ・フロレンツィがワンタッチで中央へ。ピケに触られて流れたボールをムバッペが左足で蹴り込み、ついに試合をひっくり返した。

 後半25分には左サイドのFKから、キッカーのパレデスが右足で巻いたクロス。ファーでマークを外したキーンが頭でゴール右に押し込み、貴重な追加点を挙げた。

 1-3とされたバルセロナは、そこから立て続けに交代カードを切る。後半33分には大一番で“電撃復帰”となったピケを下げてMFリカルド・プーチを投入。しかし、5枚の交代枠を使い切っても攻撃のギアは上がらない。

 すると後半40分、パリSGのカウンターから途中出場MFユリアン・ドラクスラーが相手を十分に引き付けた上でPA内左にラストパスを送り、フリーのムバッペが右足でダイレクトシュート。カーブが掛かったボールがゴール右隅に吸い込まれ、ハットトリックを達成した。

 そのまま4-1で逃げ切ったパリSGがアウェーで先勝。バルセロナは2016-17シーズンに続き、再び大差で第1戦を落とすことになった。

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