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2ゴール含む全3得点に絡んだホーランド、ムバッペのバルサ戦ハットで「モチベーションが上がった」

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ムバッペに刺激を受けたと話したFWアーリング・ハーランド

 ドルトムントは17日、敵地で行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第1戦でセビージャと対戦し、3-2で先勝した。この試合で2ゴール1アシストと全得点に絡んだ20歳FWアーリング・ハーランドは、パリSGの22歳FWキリアン・ムバッペバルセロナ戦でハットトリックを達成したことがモチベーションになったと明かしている。アメリカ『ESPN』が伝えた。

 この試合でドルトムントは前半7分に先制点を献上。それでも同19分にホーランドのパスを受けたMFマフムド・ダフードがミドルシュートを決め、同点に追い付く。同27分にはホーランドがMFジェイドン・サンチョとのパス交換から左足のボレーで逆転弾を奪取。さらに20歳の怪物ストライカーは同43分、FWマルコ・ロイスからのボールを左足で流し込み、リードを広げた。ドルトムントは後半39分に2失点目を喫したものの、3-2で逃げ切りに成功。3月9日にホームで迎える第2戦に弾みをつけた。

 ホーランドはセビージャ戦の2得点により、CL通算13試合で18ゴールに到達。同大会デビューから13試合で17ゴール以上を記録した初の選手になった。

 今回の活躍の裏には、同世代のライバルの存在があったようだ。ホーランドは試合後のインタビューで、前日16日のバルセロナ戦(○4-1)でハットトリックを記録したムバッペに刺激を受けたと語っている。

「ムバッペがハットトリックを決めたのを見て、僕のモチベーションも上がった。彼はいいゴールを決めていた。僕も彼のおかげでモチベーションが上がったよ」

「僕らには良いプランがあった。エディン(・テルジッチ監督)はいい感じで、彼とはたくさん話をした。今日は僕にかかっていると言ってくれたし、チャンスはあると言っていた。だから重要な勝利だよ。2失点してしまったのはいただけないけど、アウェーで3ゴールを決められたのは良いことだ」

 ホーランドはムバッペと同じく、以前からレアル・マドリー移籍が噂されている。これについて問われた20歳FWは「求められるのは良いこと」と話すにとどめた。

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