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プレミアリーグ最高責任者、有観客での優勝決定に期待「何人かのサポーターがいるかも」

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首位のマンチェスター・シティ

 プレミアリーグの最高責任者を務めるリチャード・マスターズ氏は、今季中にファンがスタジアムへ戻ってくるという望みを諦めていないようだ。同氏は18日、イギリス『ファイナンシャル・タイムズ』主催のビジネス・オブ・フットボール・サミットでこの話題に言及。国営放送『BBC』などが伝えている。

 イギリスでは現在、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、ファン・サポーターのスタジアム観戦は認められていない。昨年11月には感染者の比較的少ない一部地域に限り、スタジアム観戦が可能となっていたが、再び政府から無観客試合の制限が出されていた。

 それでもマスターズ氏は「われわれは空のスタジアムにずっと慣れていたくない」と見解を示し、「何人かの観客がスタジアムに帰ってくるという望みを失ってはいない」と指摘。昨季王者のリバプールは無観客の中でトロフィーを掲げることとなったが、今季の優勝チームは「グラウンドには何人かのサポーターがいるかもしれない」と期待した。

 その上で来季の展望にも言及。「どれくらいの数になるかどうかは分からないが、来季はスタジアムがオープンになり、ファンをスタジアムに戻し、本物のプレミアリーグが帰ってくることを願っている」と希望を語った。

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