アーセナルのミケル・アルテタ監督は、レンタル加入中のMFマルティン・ウーデゴーアに大きな期待を寄せているようだ。

　15歳の時から世界中のビッグクラブの勧誘を受け、最終的にレアル・マドリーと契約したエーデゴーア。その後は多くのクラブにレンタルされ、昨季ソシエダでブレイクを果たした。今季前半戦は満を持してレアル・マドリートップチームに合流したが、ジネディーヌ・ジダン監督の下で9試合しか出番を得られず。1月の移籍市場で、アーセナルへ新天地を求めている。

　アーセナルでは加入後2試合はベンチスタートとなったが、14日のプレミアリーグ第24節リーズ戦(4-2)で先発デビューを果たしている。アルテタ監督は、ノルウェー代表MFの才能に感銘を受けているようだ。

「彼は世界最高の選手の1人になる才能を秘めている。ソシエダにいた時はよく追いかけていたし、長い間本当に印象的だったんだ。あのシーズンは本当に成功していたし、それが我々を助けてくれると確信した理由の1つだ」

「私が大好きな選手だし、言われているようにまだまだ良くなる大きな可能性を秘めている」

「彼との最初の会話からポジティブだった。とても集中していて、謙虚だった。加入を熱望していたしね。ナイスガイで、選手もスタッフも彼を気に入っている。気楽であり、本物の努力家であり、そのリーダーシップには感銘も受けた。少し落ち着いているように見えるが、ピッチでは何かを持っている」

　そして「私が言うリーダーシップは、チームメイトへの声のかけ方、ハイプレスの指揮、その上で見せるキャラクターだ。彼はプレッシャーをかけられたとき、適切なエリアへボールを運ぶ。決断力も本当に優れているし、とても知的な選手だ」と絶賛を続けた。

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