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仙台がJリーグからの注意文書受領を報告…昨季所属選手の不祥事に関して

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 ベガルタ仙台は22日、昨シーズン所属していた選手の不祥事に関して、Jリーグから注意文書を15日付で受領したことを報告した。また、22日のJリーグ実行委員会で、全Jクラブに同様の注意(啓発)があったことをあわせて伝えている。

 仙台が受けた注意は、昨季所属していたMF道渕諒平が起こした不祥事やそれに対するクラブの対応に関するものだと思われる。

 道渕は昨年10月20日発売の週刊誌で女性トラブルに関する記事が掲載され、クラブが認知していなかった事実などクラブの秩序、風紀を著しく乱す内容が含まれていたことから、同日付で契約解除された。しかし、クラブが同選手の女性トラブルを認識したとされるのは約2か月前の8月14日。クラブは同選手から二度と同様の行為をしないとの誓約書を取り、重い処分を科した上で活動を継続させていた。

 Jリーグから受領した注意文書の内容は以下のとおり。

「暴力行為を含む社会通念上許されない行為の事実は、示談や報道の有無などによって消えるものではない。また、たとえ個人が起こした不祥事であっても、Jクラブに所属する選手である以上はJリーグの理念・目的に反するものであり、それが、クラブやJ リーグの信用棄損にも至り得るため、その態様によっては、管理監督責任等を問われ得るケースがあることを念頭に置く必要がある」

「Jリーグは、本件について必要な審議を行い、当クラブに対して懲罰を科さないこととした」

 仙台はクラブ公式サイト上で、「新たなシーズンを迎えるなかで、当クラブは本件について真摯に反省し、チームおよびフロント社員に対しまして、コンプライアンス研修や講習会を実施いたしました。今後もクラブ一丸となりましてコンプライアンス違反の防止に取り組んでまいります」とコメントしている。

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