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トッテナム3連勝…2発のベイルは直近6試合で6G3A、モウリーニョは復活の理由を明かす

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FWガレス・ベイルがいよいよ復活か

 トッテナムは7日のプレミアリーグ第27節でクリスタル・パレスに4-1で勝利。FWガレス・ベイルとFWハリー・ケインがそれぞれ2得点を挙げた。

 トッテナムは前半25分に先制。FWルーカス・モウラのボール奪取からケインがPA左に進入。折り返したところをファーサイドのベイルが押し込んだ。しかし、前半終了間際にはクリスタル・パレスに失点を喫する。

 1-1で前半を折り返すと、再びベイルが躍動。ベイルのボール奪取からカウンターを仕掛け、DFセルヒオ・レギロンが左サイドからクロスを上げる。ファーサイドのケインが頭で折り返し、ベイルがヘディングシュートを叩き込んだ。

 トッテナムは後半7分にケインがPA手前からのコントロールショットを決め、チーム3点目。同32分にはFWエリク・ラメラの浮き球パスをFWソン・フンミンがダイレクトで折り返し、再びケインが頭で押し込んだ。4-1で快勝し、リーグ戦3連勝を達成。順位を6位に上げている。

 ケインの2ゴール2アシストも目立つ一方、2点先取のベイルの活躍も光った。英『BBC』によると、ジョゼ・モウリーニョ監督は「彼は素晴らしい。一緒に仕事ができて嬉しいよ」とベイルの活躍に目を細める。レアルからの加入後は怪我が長引き、調子も上がっていなかったが、ゴールとともに復調。直近の公式戦6試合で6ゴール3アシストを挙げている。

 モウリーニョ監督はベイル復調について「誰も彼をけしかけたりはしていない。ただサポートしただけだ」とその経緯を語る。「私は彼にメンタル面での傷を見つけていた。怪我が多いシーズンが続いていたが、筋肉系の負傷というより心理的なものがあった。それは恐怖と不安定さをもたらしていた」と明かしている。

「その心理的な障壁を彼は破った。彼自身がやってのけたんだ。我々はただ、サポートしていただけだ」

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