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ダービーを劇的に引き分けたレアル、ジダン「私たちはまだ生きている。それが何よりも大切」

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 8日のラ・リーガ第26節、レアル・マドリーは敵地ワンダ・メトロポリターノでのアトレティコ・マドリー戦を1-1で引き分けた。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、自チームがラ・リーガ優勝争いで生き残っていることを強調している。

 開始15分にFWルイス・スアレスの先制点を許したレアル・マドリーは、その後チャンスを決め切ることに苦労を強いられながらもアトレティコの追加点を許さずにいると、終了間際にFWカリム・ベンゼマのゴールで同点に追いついた。この結果、首位アトレティコ(1試合未消化)との勝ち点差は5のままとなっている。

 ジダン監督は試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで次のようにコメントした。

「前半は彼らのもの、後半は私たちのものだった。結果は適切なものだと思う。最終的に、私たちはまだ生き残っている。それこそが最も重要だ」

 劣勢だった前半及び、後半に修正した点について問われると、こう返している。

「私たちはもっとアグレシッブになり、もっと前からプレッシングを仕掛けなければならなかった。より活発にプレーすることが必要だったんだ。試合の入り方がまずいときもあり、そういうときには変化が必要となる。それが後半に行ったことである、攻撃と守備の両面で全体的に変化を施した」

「この勝ち点1の価値? 彼らは首位を走る直接的なライバルで、私たちは勝ち点3を求めていた。重要なのは追いついたことであり、今後も戦い続けなくてはならない」

 この試合の前半にはアトレティコDFフェリペのハンド疑惑があったが、結局PKは取られなかった。そのことについては、意見を差し控えている。

「いつものように、私が口を挟むことはない。審判はそのプレーを見ていた。選手たちはPKと言っていたがね。そんなことを話しても、何も変わりはしない。そういう判定が下されたということだし、私たちはそれを尊重しなくてはならない」

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