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若手台頭のミランで輝いた31歳…DFケアーが価値ある敵地同点弾「第2戦は自信を持って臨む」

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ミランDFシモン・ケアーが値千金のアウェーゴール

 ミランは11日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦第1戦でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、1-1のドロー。先制を許したが、試合終了間際にDFシモン・ケアーがCKを頭で合わせ、価値あるアウェーゴールを決めた。

 ミランはプレミアリーグでも勢いに乗るユナイテッドに対し、苦戦を強いられる。前半は0-0で折り返すが、後半5分には18歳FWアマド・ディアロに牙城を崩され、先制点を献上した。

 しかし、ミランはそれ以上失点を許さず、ケアーとDFフィカヨ・トモリのCBコンビが冷静に相手のカウンターを潰し続ける。攻撃では攻撃陣が奮闘も追いつくことができない。すると、後半アディショナルタイム2分過ぎ、31歳ベテランCBが攻撃でも輝きを放つ。左CKからニアサイドに詰めると、ドンピシャのヘディングシュートをゴールに叩きつけた。

 ミランは終了間際のゴールにより、第1戦敗戦をまぬがれて痛み分け。さらに敵地での得点を奪取し、第2戦に大きく弾みをつけた。若手台頭が目立つミランにして、30歳を超える選手は5人。FWズラタン・イブラヒモビッチとともに主力としてピッチに出る31歳のケアーが攻守に大きく貢献した。

 ケアーは試合後、喜びを爆発。『UEFA.com』によると、「素晴らしい試合をした。ユナイテッドはクオリティが高いことは知っていたが、チャンスを待ちながら個の力と忍耐力でプレーを続けることができた」と語る。「来週はまた難しい試合になるだろう。だけど、今夜のパフォーマンスで、自信を持って臨むことができる」と次戦の活躍を誓った。

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