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対戦直前に敵将が刑務所行き確定で辞任…モウリーニョ言葉選ぶ「コメントしたくない」

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 クロアチア1部、ディナモ・ザグレブのゾラン・マミッチ監督が辞任した。18日にはヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦第2戦でトッテナム(イングランド)をホームに迎える直前の辞任劇だが、理由が衝撃を加えている。

 クロアチアの最高裁判所が15日にマミッチ氏を含めた4人に実刑判決を言い渡していたからだ。18年に起こったクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)らを巡る移籍金などの着服事件によるもので、マミッチ氏には4年8か月の禁錮刑が確定した。

 刑務所に入るための辞任。トッテナムの公式サイトによると、11日の第1戦で対戦した敵将のいきなりの辞任に、前日会見に臨んだジョゼ・モウリーニョ監督も「その件についてはコメントしたくない。異常事態?だから私に何を言わせたいんだ。ただ同じ選手、同じチームであって、アシスタントコーチが新たな監督になっただけ。哲学も同じだ。2日間で何かを変えることもないだろう」と言葉を選びながら話している。

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