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仙台開幕未勝利、4連敗も手倉森監督は前向く「変化が見られた」

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手倉森誠監督

[3.21 J1第6節 東京2-1仙台 味スタ]

 ベガルタ仙台は今季初めて先制に成功したが、逆転負けで4連敗を喫した。開幕5試合未勝利(1分4敗)と苦しいスタートを切ったが、8年ぶりに復帰した手倉森誠監督は「これまでのチームから変化が見られた」と敗戦の中に光明を見い出した。

 試合を動かしたのは前半24分。右CKのチャンスにMF上原力也が右足で蹴り込むと、巧みに相手DFのマークを外したDF蜂須賀孝治がダイビングヘッドで押し込んだ。しかし、仙台のリードはわずか2分。前半26分に追いつかれると、前半43分に逆転ゴールを許した。

 後半アディショナルタイムには左CKにMF加藤千尋が頭で合わせる一点モノのチャンスが訪れたが、相手FWにゴールライン際でクリアされ、1-2でタイムアップを迎えた。それでも、手倉森監督は「これまで勝ち点3が程遠いようなゲームの入り、流れを繰り返してきた中で先に点を取ったり、最後まで勝ち点1を取れそうな展開に持ち込めたのは、我々としてはひとつ断ち切ったものが示せたんじゃないか」と一定の評価。

「局面での厳しさはもう少し詰めないといけない。でも、きょうは勝ち点を取る可能性を示せたので、ここからは今日のようにしぶとく、ロースコアでいって可能性のある展開に持ち込めれば、ホームで試合が始まる我々にとってはアドバンテージになってくると思います」と前を向いた。

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