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アルゼンチン戦完封誓うU-24日本代表DF渡辺剛「CBが止めて自分たちの流れを」

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U-24日本代表DF渡辺剛(FC東京)

 U-24日本代表チーム最年長者の一人であるDF渡辺剛(FC東京)は「組織として意思共有してアルゼンチンを倒したい。DFリーダーとして統率することはもちろんですが、個人で負けないことがチームの組織力にもつながっていくと思う」と意気込みを語った。

「自分は海外の相手ともJリーグでやっているし、経験してそういう相手にも負けない力をつけてきたつもり。そういう相手を完封することが自分の課題だと思う。全体的な守備力を見てもらいたい」

 チームは26日・29日にU-24アルゼンチン代表と対戦する。2019年10月のブラジル遠征・ブラジル戦(○3-2)の経験を生かし、南米の強豪に挑む。「あの時は代表に入りたてだったので、引っ張るというよりはついていくイメージが強かった。試合でも自分の特長を出して、チームというよりは個人の能力を気にしていたと思う」。

「今は自分個人としてもそうですが、チームとしてもっと結果を出さないといけないと感じている。そういう意味では引っ張る立場にならないといけないし、自分はそうなりたいと思っている」。20年1月のAFC U-23選手権ではチームキャプテンを任され、昨季からはFC東京で副キャプテンに就任。DF冨安健洋(ボローニャ)がA代表に選出された中で、リーダーの自覚を口にした。

 アルゼンチンは190cmを超える強力なストライカーFWアドルフォ・ガイチ(ベネベント)を擁するが、「世界で活躍している選手を自分たちセンターバックが止めて自分たちの流れを作ることが大事」とキーマン封じを誓い、「我慢して失点せず、相手が嫌がるプレーをし続けることによって、自分たちの流れが来ると思う」とイメージを膨らませた。

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