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イタリアは5試合連続で2発完封、リッピ監督体制に並ぶ歴代2位タイの公式戦25試合無敗に

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盤石の強さを見せているイタリア

 イタリア代表はカタール・ワールドカップ欧州予選第3節でリトアニア代表に2-0の勝利。公式戦25試合無敗を維持し、ドイツW杯を制したマルチェロ・リッピ監督体制の記録に並ぶ史上2位タイの無敗記録となった。

 イタリアの2-0スコアは5試合連続。敵地では7試合連続で無失点をキープしており、これはイタリア代表史上最長になるという。試合は前半を0-0で折り返すと、ハーフタイムで交代出場となったMFステファノ・センシが後半開始早々にゴール。PA手前から左足を振り抜き、ゴール左に入れ込んだ。

 先制すれば守り切れるイタリア。試合終了間際にはMFニコロ・バレッラが敵陣内で倒されてPKを獲得。FWチーロ・インモービレがダメ押しゴールを決め切り、2-0で試合を終えた。

 ロベルト・マンチーニ監督は試合後に『RAIスポーツ』のインタビューに回答。「決定機は増えていて、それをすべて決め切れたらもっと楽に勝てただろう。しかし、重要なのは今夜勝つことだった」と及第点の評価を与える。

 公式戦25試合無敗は2004年から06年のリッピ監督の記録に並び、1930年代にW杯を制したビットーリオ・ポッツォ監督の30試合無敗の最長記録に残り5試合に迫った。マンチーニ監督は「上位にいることは嬉しく思う。喜ばしいことだ。だが、記録と実際の結果は比較できないものだ。W杯の舞台でリッピと戦ってみたいものだね」と気負いや慢心はない様子を見せた。

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