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FIFAランク63位、人口200万人の小国・北マケドニアがドイツ撃破大金星「とても誇らしい」

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 FIFAランキング65位の北マケドニア代表がドイツ代表を破る波乱を演じた。

 3月31日にドイツ・デュイスブルクでW杯欧州予選を戦った北マケドニアは、前半終了間際にFWゴラン・パンデフが得点して1点を先行。後半に入り同点とされたが、後半40分にMFエリフ・エルマスが勝ち越し点を奪って勝利した。

 ドイツ代表がW杯予選で敗れるのは2001年のイングランド戦以来で、不敗記録は35戦でストップ。『BBC』が「衝撃的な敗北」、さらに『テレグラフ』も「屈辱を味わった」と伝えるなど、驚きが広がっている。

 北マケドニアはバルカン半島南部にある小国で、外務省によると人口は208万人。しかし近年サッカーでは力をつけてきており、UEFA EURO 2020の出場権も得ている。

 だがそんな北マケドニアにとっても、敵地でドイツに勝利することはこの上ない喜びの様子。『BBC』によると、試合後にイゴール・アンゲロフスキー監督は「4度のW杯タイトルと3度のヨーロッパ王者の称号を持つ相手に勝てたことをとても誇りに思う。これまでこれほど多くのタイトルを持つチームを負かしたことなんてなかったんだから」と話している。

 北マケドニアとドイツが戦うグループJは、3連勝のアルメニアが首位。2勝1敗の北マケドニアが2位に浮上し、同じく2勝1敗のドイツは得失点差で3位となった。第4節は9月に行われる予定だ。
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