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アルテタ監督、得点ペースが落ちているオーバメヤンを擁護「彼の力に疑念を抱いていない」

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指揮官がFWピエール・エメリク・オーバメヤンを擁護

 アーセナルミケル・アルテタ監督が、教え子のFWピエール・エメリク・オーバメヤンについて擁護の姿勢を見せている。

 昨年9月、アーセナルとの契約を2023年まで延長したオーバメヤンだったが、今季はここまでリーグ戦24試合9ゴールの成績となっており、得点ペースが落ちているとして批判の的に。指揮官は第28節のトッテナムとのノースロンドン・ダービーでオーバメヤンを起用しなかったことから、確執があるのではとも噂されていた。

 だが、アルテタ監督は会見の席で次のように述べ、教え子をフォローしている。

「オーバとはたくさんコミュニケーションを取っているし、大きな野心を抱えていると把握した。もちろん彼が本来持っている得点力を常に発揮し続けることは難しいかもしれない。でも本人は常に最善を尽くしている。ハードワークをしていることは誰の目にも明らかだ」

「もちろんアーセナルがさらに上の順位へと進むためには、彼のゴールは欠かせない。望んでいる位置でフィニッシュするため、別のオーバが必要となる。私はそれを期待しているよ」

 なお、アーセナルでは主にセンターFWとしてプレーしてきたオーバメヤンだが、サイドでプレーすることも。指揮官は「オーバは左、右、真ん中といずれもプレーできる選手だ。彼のここまでの仕事ぶりを見ると、そこまで大きな違いはないだろう」と述べている。

「彼にはゴールチャンスをものにしてもらいたいが、むしろ組織として効率的に決定機を生み出せているのかどうか、という異なる問題によるところが大きいだろう。私はオーバの力について疑念を抱いてはいない」

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