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久保建英の現状に現地メディア「夏にレアルへ戻ってくるまでの間に…」

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レアル戦で出番なしに終わったMF久保建英

 MF久保建英の所属するヘタフェは18日、ラ・リーガ第33節でホームにレアル・マドリーを迎え、0-0で引き分けた。所属元レアルと今季3度目の対決として注目された久保はベンチスタート。過去2回の対戦では途中出場でピッチに立っていたが、今回は最後まで出番が訪れなかった。

 今季の久保は期限付き移籍したビジャレアルで十分な出場機会を得られず、今冬の移籍市場でヘタフェに再レンタル。しかし、同クラブでもホセ・ボルダラス監督からの信頼を完全にはつかめずにいる。

 こうした状況について、久保の動向をたびたび報じるレアルの専門メディア『デフェンサ・セントラル』は「この日本人選手は移籍先で運に恵まれていない」と指摘。「彼にとっては重要な試合だった」という今節のレアル戦に関しても「そのクオリティーの高さにもかかわらず、彼はベンチでチャンスを待っていた。しかし、ボルダラスは彼を信用しておらず、投入しなかった」とレポートし、レンタル先で「まだ成長の軌道に乗れていない」と現状を憂慮した。

 ジネディーヌ・ジダン監督の前で直接アピールすることは叶わなかった久保。同メディアは「指揮官の信頼を得るために、まだ試合は残っている。彼は次の夏にマドリーへ戻ってくるまでの間に、自分の優れた資質を証明しようとするに違いない」と、残りシーズンでの活躍に期待を込めた。

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