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京都が5連勝達成! ウタカ起点に松田&宮吉の2得点で暫定2位に浮上、山口は3戦ぶり黒星

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[4.25 J2第10節 山口0-2京都 みらスタ]

 J2リーグは25日に第10節を行った。レノファ山口FC京都サンガF.C.の対戦は、京都が2ー0で勝利。好調をキープし、5連勝を達成した。

 16位の山口は前節・ギラヴァンツ北九州戦でスコアレスドロー。2試合連続で無失点を継続させており、好調・京都を本拠地に迎えた。3ー4ー1ー2の布陣で、先発メンバーは7人変更。DF澤井直人、DF眞鍋旭輝、DF石川啓人、MF高木大輔、MF神垣陸、FW梅木翼、FW河野孝汰がスタメン入りを果たした。眞鍋は今季初出場、大卒ルーキー神垣は加入後初スタメン、プロ2年目の17歳河野は今季初先発となった。

 3位の京都は怒涛の4連勝。今節の勝敗次第では、首位争いに食い込むことができる。先発メンバーは1人変更し、DF白井康介が先発復帰となった。

 山口はボールを持ちながらサイド攻撃を仕掛けるも、大きな決定機を作ることはできず。一方で、好調の京都が隙を突いて先制点を奪取。前半27分、左サイドのFWピーター・ウタカがマークをはがしてドリブルで運ぶ。左足でクロスを上げると、MF松田天馬が頭で叩き込み、ゴールネットを揺らした。

 山口は前半終了間際にMF佐藤謙介が右CKを蹴ると、波状攻撃となる。しかし京都のブロックに阻まれ、最後は眞鍋が右足シュートでゴールを狙うが、大きくゴール枠を外れた。

 前半を1ー0で折り返した京都は後半開始20秒で追加点。後方からのロングフィードを前線がつなぎ、最後はMF武田将平が頭で落とす。ウタカが拾い、PA手前でカットインから右足シュート。GK関憲太郎にはじかれるが、こぼれ球をFW宮吉拓実がしっかり押し込んだ。宮吉は2試合連続ゴールで今季2点目を記録した。

 点差を縮めたい山口は後半13分に2枚の交代カードを切る。澤井と梅木を下げ、DF川井歩とFW小松蓮を投入した。京都は後半22分にMF福岡慎平に代えてMF三沢直人を入れる。山口は27分に河野と高木を下げ、MF島屋八徳とFW浮田健誠を出場させた。

 京都は後半29分にDF荻原拓也と宮吉を下げ、DF長井一真とMF荒木大吾が出場。山口は32分に最後のカードで佐藤に代えてMF田中陸を入れた。

 山口は後半33分、PA手前の混戦から小松が落とし、最後は島屋がループシュート。しかしGK若原智哉の好セーブに遭う。一方で京都も38分、ウタカが中盤から超ロングループシュートでゴールを狙う。こちらも関に枠外にはじかれた。

 山口は後半41分、ボールをつないで敵陣へ。左サイドから浮田が精度の高いクロスを上げるも、走り込んだ島屋には合わず。京都は直後にウタカとMF川崎颯太に代えて、FW李忠成とMF森脇良太を投入。残り時間で守りを固めた。

 試合はそのまま終了し、京都が2ー0で5連勝を達成。2位に位置するFC琉球の試合がこの後行われるため、暫定で2位に浮上した。山口は3試合ぶりの黒星で今季5敗目となった。

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