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「トミヤスがいれば…」ボローニャ指揮官が大敗で冨安健洋の不在を嘆く

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ボローニャの指揮官シニシャ・ミハイロヴィッチが25日のアタランタ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、0-5での大敗を嘆いた。

日本代表DF冨安健洋を欠くボローニャは25日、セリエA第33節においてリーグ随一の攻撃力を誇るアタランタと対戦すると、22分にMFルスラン・マリノフスキーの先制点を許し、前半終了間際にはPKを献上。2点のリードを奪われた。続いて49分にMFイェルディ・スハウテンが一発退場となると、後半だけで3点を奪われて敵地で0-5と大敗。指揮官のミハイロヴィッチは試合終了後、主審の判定が試合に大きな影響を与えたとして不満の声を上げた。

「ボローニャは最初の20分の段階で2-0とリードしているべきだったが、ゴールを決めることができなかった。その後、主審がアタランタにPKを与え、退場者を出ると、試合は変わってしまった。アタランタは勝利に値したかもしれないが、序盤は拮抗し、どちらのチームがゴールを決めてもおかしくなかった。しかしあれがPKなら、主審は1試合で10回、笛を吹くことになるだろう。ボローニャの対戦相手にばかり、PKが与えられる。こちらはクロトーネでPKを取ってもらえなかったのに」

続いてボローニャ指揮官は、守備陣の厳しい台所事情に言及しつつ、冨安らの不在を嘆いたほか、アタランタに賛辞を贈った。

「守備陣は緊急事態だ。両サイドバックのレギュラーがいない。出場した選手たちはよくやってくれたが、トミヤスと(右SBのミチェル)ダイクスがいれば、サイドで互角に戦うことができたはずであり、残念に思う。チームはどんな相手であろうと恐れず、常に戦い方を変えずに勝利を目指してプレーしている。しかし試合はPKと退場判定で終わってしまった。リードを奪われ、10人になれば、誰にとっても難しい」

「ただ、アタランタのベンチメンバーに目を通したが、ボローニャでレギュラーになれるような選手ばかりだった。(ジャン・ピエロ)ガスペリーニは最高の仕事をしたと言える。私も彼のように、ヨーロッパレベルのメンタリティを自分のチームに植え付けられるよう努力している」

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