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[関東]明治相手の貴重な勝ち点1、途中出場直後に国士館大MF東條敦輝が値千金同点弾

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[4.28 関東大学L1部第4節 明治大2-2国士舘大]

 大学リーグ初ゴールは投入直後のプレーから生まれた。1-2の後半20分、国士舘大はMF東條敦輝(3年=鳥取U-18)を投入。すると同21分、右サイドでFW棚橋尭士(3年=横浜FMユース)が粘って上げたクロスのこぼれ球を東條が左足で蹴り込む。「クロスが上がった時点でこぼれてくるなと思った」と満足げに振り返った東條が、明治大を相手に価値ある勝ち点1をもたらした。

 東條は中学までを兵庫県で過ごしたが、Jユースでプレーしたいという思いで、ガイナーレ鳥取U-18に進んだ。18年にはトップチームに2種登録されるなど期待を集め、トップ昇格の話もあったというが、断って大学進学を決めた。

 昨年まではなかなか試合に絡むことが出来なかったが、3年生になった今季、開幕戦に途中出場して関東リーグデビュー。第2節の立正大戦では初先発、そして第4節で初ゴールと確実に結果を残し始めている。

 しかし目標のプロ入りを目指すためには、今後も結果を残し続けないといけないことは自分自身が一番わかっている。「このままだとまだいけない」と気を引き締めると、「結果を残して、一つでも強いクラブに行けるように頑張りたい」と更なる成長を誓った。

●第95回関東大学L特集

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