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Jリーグ初の担当を終えた女性主審・山下良美氏「この状況が当たり前になるよう、全力で臨みたい」

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山下良美氏が主審を担当

 16日に行われたJ3リーグ第8節・Y.S.C.C.横浜対テゲバジャーロ宮崎戦で、山下良美氏(35)が女性として初めてJリーグの主審を務めた。

 開始10分には、宮崎GK植田峻佑がPA外に飛び出し、FWンドカ・チャールスをタックルをする。すかさず山下主審は笛を吹くと、植田に警告。イエローカードを掲出した。試合は宮崎が2ー0で勝利を収めている。

 試合後、日本サッカー協会(JFA)を通じ、山下氏がコメントを発表。「審判員4人で協力していつも通りのレフェリングができるように、一つ一つ丁寧に誠実に対応することだけを考えて試合に臨みました」と振り返り、「これからもこの機会が続いていき、この状況が当たり前になるよう、目の前の試合に全力で臨みたいと思います」と今後の意気込みを伝えている。

 山下氏は2012年に女子1級審判員に登録。女子の各国際大会を主審として経験し、19年夏には女子ワールドカップでも笛を吹いた。同年12月には男子のトップリーグを担当できる1級審判員に登録され、昨年はJFLや天皇杯も担当。今年1月には、女性審判員としてJリーグ史上初めて主審にリスト入りしていた。

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