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宮市亮、11カ月ぶりの公式戦復帰に「良い気分」…去就には触れず最終節に集中

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 ブンデスリーガ2部ザンクト・パウリのMF宮市亮は16日の第33節ハノーファー戦に途中出場し、約11カ月ぶりに実戦に復帰。クラブの公式ウェブサイトで、ピッチに立てたことへのコメントなどを残している。

 現在28歳の宮市が最後に出場していたのは、昨シーズン6月のリーグ戦。内転筋や腰の問題のために長期離脱が続き、冬には一時復帰に迫るも、今度はトレーニングでの筋肉系のケガで再離脱。3月半ばにはチーム練習を再開すると、原口元気や室屋成がフル出場したハノーファーとのホームマッチの73分、ついに実戦復帰を迎えた。

 1-2の状況でピッチに送り込まれた宮市だが、80分にはDFジェームス・ローレンスが2枚目の警告で退場となったことも響き、結局スコアは動かず。逆転には導けなかった。それでも宮市は試合後、「久々に試合に出ることができて良い気分です」と喜びを語ると、試合については「でも残念ながら敗れてしまいました。退場者を出してから難しかったです。来週はもう一度3ポイントを獲得できることを願っています」と続けていた。

 なお現地メディアによると、クラブは今夏までとなっている宮市との契約を更新しないことを決定したとのこと。今後の去就には触れなかった同選手だが、ハノーファー戦がザンクト・パウリの一員としての最後のホームマッチ、23日の最終節レーゲンスブルク戦は最後のアウェーマッチとなるかもしれない。

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