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今季11年ぶりセリエA制覇も…インテルのコンテ監督が電撃退任

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アントニオ・コンテ監督が電撃退任

 インテルは26日、アントニオ・コンテ監督(51)との契約を双方合意の上で解除したことを発表した。

 コンテ氏は2019年夏に3年契約でインテルの指揮官に就任。今季はユベントスの連覇を9で止める11年ぶり19度目のスクデット獲得を果たした。

 急転直下の契約解除は、来季に向けたプロジェクトを巡る意見の相違が背景にあるようだ。

 イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、クラブはコロナ禍で悪化した経済状況により、今夏の移籍市場で1億ユーロ(約133億円)の黒字を出すとともに、20%の人件費削減を目指しているという。しかし、野心的なコンテ氏はこの方針を受け入れることができず、契約を1年残しての退任に至ったとみられる。

 クラブは公式サイト上で「史上19度目のスクデット獲得に至った同監督の並々ならぬ尽力に感謝の意を表する。アントニオ・コンテはインテルの歴史にその名を永遠に残すだろう」と惜別のメッセージを送った。

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