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ブッフォンがユーベ退団背景を告白「ピルロの友人だからと疑念を抱かれたことで…」

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GKジャンルイジ・ブッフォンが退団の背景を告白

 ユベントスを退団するGKジャンルイジ・ブッフォンがクラブ公式メディア『JTV』のインタビューに応じ、一部のサポーターに苦言を呈した。

 2001年にパルマからユベントスに移籍して以降、2018年夏まで17年間にわたって守護神を務めたブッフォン。2018-19シーズンは新天地のパリSGで過ごしたが、翌シーズンには第2GKとして古巣に復帰し、さらに2シーズンの間、活躍を続けてきた。そんな43歳のブッフォンは、「これ以上邪魔するつもりはない」と語り、今季限りでのユベントス退団を表明している。

 しかし、ユベントスでのラストシーズンにおいて、ブッフォンにはサポーターから心無い言葉も向けられた。昨年12月のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)、バルセロナ戦での起用は、アンドレア・ピルロ監督との友人関係によるものだと邪推する声もあったという。

「残念だったのは、今季、最初の困難が訪れたときに、チームに対する熱意がやや少なかったことだろう。本物のサポーターなら、最初の困難に直面したチームを突き落とすようなことはすべきではない。僕がバルセロナ戦で出場したときに受けたコメントも不快だった。『ピルロの友人だからブッフォンが出場する』なんて言われたが、僕はそんなプレゼントを望んでいない。誰かが僕に疑念を抱いていることが感じられ、ユーベ退団の後押しになった」

 それでもブッフォンは、世代交代を望むサポーターに理解を示し、「いずれにせよ、普通のことだと思う。新しい選手や新しいチーム環境を見たいと思うこともあるだろう」と述べた。

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