浦和レッズは31日、ミッティラン(デンマーク1部)に所属するDFアレクサンダー・ショルツ(28)の完全移籍加入について、クラブ間で合意したことを発表した。背番号は28に決定している。

　ショルツは189cmの長身を誇る右利きのセンターバック。2010年に母国デンマークでプロ生活を始め、アイスランドやベルギーのクラブを渡り歩いたのち、2018年夏からミッティランに在籍していた。

　今季は公式戦45試合に出場し、10ゴール1アシストを記録。そのうちUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)本戦では、4位で敗退となったグループリーグ全6試合に出場して2得点を挙げた。また、年代別代表ではU-19、U-21デンマーク代表に選出された経験を持つ。

　クラブは公式サイト上で「リーダーシップを発揮し、ディフェンスラインをまとめるだけでなく、ドリブルや前線へのパス供給で積極的に攻撃の起点にもなる。セットプレーでの得点も期待できる」と紹介。浦和OBである元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏とプレースタイルで重なる部分もあるようだ。

　ショルツは加入にあたり、「浦和レッズでの新たなチャレンジを始められることに、とても興奮しています。浦和レッズは、素晴らしいファン・サポーターがいる、とても良いクラブだと聞いています。浦和レッズファミリーのみなさんにお会いできるのを心待ちにしています。どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶した。

以下、クラブ発表プロフィール

●DFアレクサンダー・ショルツ
(Alexander SCHOLZ)
■生年月日
1992年10月24日(28歳)
■出身地
デンマーク
■身長/体重
189cm/84kg
■経歴
ベイレ-ストヤルナン(アイスランド)-スポルティング・ロケレン(ベルギー)-スタンダール・リエージュ(ベルギー)-クラブ・ブルージュ(ベルギー)-ミッティラン

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