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大量の主力不在でも強すぎる…川崎Fが小林悠2発で横浜FC撃破! J1新記録更新の開幕21戦無敗

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川崎Fが横浜FCに完勝

[6.2 J1第21節 横浜FC 0-2 川崎F ニッパツ]

 J1第21節が前倒しで2日に開催され、首位川崎フロンターレは敵地で20位横浜FCを寄せ付けずに2-0で勝利した。2連勝を飾り、J1新記録を更新する開幕21戦負けなし(17勝4分)。昨季から続く無敗記録も26試合に伸ばした。

 前日1日までに新型コロナウイルスのPCR検査で4選手が陽性判定を受けたと発表していた横浜FCは、直近のリーグ戦から7人の先発メンバーを変更。高卒2年目のMF古宿理久がリーグ戦でのプロ初スタメンを果たした。

 一方、日本代表にDF谷口彰悟とDF山根視来、U-24日本代表にMF田中碧、MF三笘薫、FW旗手怜央が招集されている川崎Fは先発6人をチェンジ。大卒2年目のDFイサカ・ゼインがプロデビューを飾ったほか、最前線にはFWレアンドロ・ダミアンに代わってFW小林悠が入り、2試合連続スタメンのDF登里享平がキャプテンマークを巻いた。

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参戦するため、この試合が終わると7月17日の第18節・清水戦(@アイスタ)までリーグ戦がない川崎F。前半15分、自陣のDFジェジエウが浮き球のパスを送ると、小林がフリックし、FW長谷川竜也がPA内中央に抜け出す。右足のシュートがGK南雄太と左ポストに当たってネットを揺らすが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入した結果、長谷川のオフサイドでノーゴールとなった。

 その後も川崎FはMF脇坂泰斗の際どい直接FKやミドルシュートなどで再三ゴールに迫ると、前半39分にスコアを動かす。右サイドのFW家長昭博が左足でクロスを送り、DF伊野波雅彦にヘディングで押し返されたボールが古宿に当たってPA内中央へ。小林が抜け目なく反応し、右足でゴール左に流し込んだ。

 小林はチームがJ1新記録の開幕20戦負けなし(16勝4分)を達成した5月30日の第17節・鹿島戦(○2-1/@等々力)での決勝弾に続き、2試合連続得点をマーク。三笘に並ぶチーム2位タイの今季8ゴール目となった。

 川崎Fは5月22日の第15節・横浜FC戦(○3-1/@等々力)と同じく、今回もリードして前半を終了。横浜FCはその前回対戦以来、3試合ぶりにスタメン復帰したFWジャーメイン良が後半5分に左足でゴールを狙い、チームとしてのファーストシュートを記録するが、無得点の時間が続く。

 すると後半22分、川崎Fの脇坂がセンターサークル右外から右足のアウトにかけた鮮やかなロングパスを供給。走りながら受けた長谷川がPA内左に進入し、左足でファーへ折り返す。最後はフリーの小林が右足で蹴り込み、今季9ゴール目で2-0とした。

 横浜FCは後半27分に3枚替えを行い、MF中村俊輔が節目のJ1通算400試合出場を達成。しかし、0-2のままタイムアップを迎え、元日本代表レジェンドの大記録を白星で飾ることはできなかった。横浜FCは2連敗を喫し、4試合未勝利(1分3敗)。イレギュラーな開催となった一戦は、層の厚さを見せた川崎Fがものにした。

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