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久保建英に新たな新天地候補が浮上…現地メディア「レンタルを正式に要請した最初のチーム」

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エスパニョールがMF久保建英の獲得を狙う

 エスパニョールがMF久保建英の期限付き移籍での獲得に乗り出したようだ。スペイン『GRADA3』が『OKディアリオ』の報道を基に伝えている。

 エスパニョールは2019-20シーズンのラ・リーガ1部で最下位に終わり、27年ぶりに2部降格となった。それでも今季のリーガ2部で優勝を飾り、1年での1部復帰を決めている。同メディアによると、今夏の移籍市場で予算が限られているクラブは、低コストで戦力を補強する必要があり、その獲得ターゲットの1人が久保だという。

 同メディアは久保が来季、所属元のレアル・マドリーでプレーすることはないだろうとの見解を示し、「彼は再びレンタル移籍をすることになるはずだ」とレポート。エスパニョールは「彼のレンタル移籍を正式に要請した最初のチーム」とし、現在レアルは検討中とのことだ。同メディアは「エスパニョールだけで決められる話ではないため、あくまで合意された場合にのみ実現することになる」と付け加えた。

 久保はレアル加入1年目の昨季にマジョルカへ期限付き移籍し、リーグ戦35試合で4ゴール5アシストを記録。今季はビジャレアルヘタフェにレンタル加入し、リーグ戦合計31試合の出場で1ゴール1アシストをマークした。同メディアは「この2シーズンの出場機会は安定しなかったが、20歳の若手選手としては非常に質の高い内容であった」と、ポテンシャルの高さを認めている。

 先日には古巣マジョルカのほか、スペイン1部クラブやヨーロッパのビッグクラブが獲得を狙っているとの報道があり、今夏も久保の去就は大きな注目を集めそうだ。

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