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フランクフルト、鎌田大地の移籍金は“強気”に設定?33億円以下では放出拒否か

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フランクフルトMF鎌田大地

 移籍の可能性が噂される日本代表MF鎌田大地だが、フランクフルトは“強気”な移籍金を設定しているのかもしれない。『ビルト』が伝えた。

 今季はブンデスリーガ32試合に出場し、リーグ3位となる12アシストや5ゴールを記録するなど飛躍の1年を過ごした鎌田。しかし、先日には『ビルト』で「おそらくなんらかの憶測が飛ぶだろうし、どのチームが僕に興味を示すのかも想像がつきます」と移籍の可能性について言及。「でも、今のサッカー界では将来何が起こるのか誰も言えませんからね」と、退団の可能性も示唆していた。

 これまで複数メディアでは、トッテナムやセビージャが関心を示していることが報じられてきた。しかし、スポーツディレクターのマルクス・クレシェ氏はドイツ紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』に対し、「オファーは一つもない。オリバー・グラスナー新監督の哲学にも完全に一致している」とコメント。放出の可能性は低いと示唆している。

 そんな中『ビルト』によると、代表活動を終えた鎌田がフランクフルトに合流するのは7月に。グラスナー新監督は、来季の構想に日本代表MFをしっかりと入れているようだ。そして、移籍金が2000万~2500万ユーロ(約27億円~約33億円)以下の場合、「フランクフルトが弱気になることはないだろう」と分析している。

 コロナ禍で2500万ユーロの移籍金を支払えるクラブはそう多くないことが予想されるが、鎌田の今後の動くにも注目だ。

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