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北マケドニア主将パンデフが代表引退「負け試合ばかりの20年間だったけど…」今後の去就は?

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最終戦では途中交代時、試合中にもかかわらず花道で見送られたFWゴラン・パンデフ

 北マケドニア代表主将のFWゴラン・パンデフが、21日のEURO(ユーロ)2020グループCのオランダ戦(オランダが3-0で勝利)終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、代表での最終戦を振り返った。

 今大会での代表引退を表明していた37歳のパンデフは、21日にアムステルダムで行われたオランダとのグループC第3戦で先発。ゴールをこじ開けることができなかったが、69分に観客らの拍手とスタンディングオベーションに包まれてピッチを後にした。

 この瞬間、2001年6月のトルコ戦で代表デビューを飾ったパンデフの20年にわたる代表での冒険は幕を閉じた。パンデフは北マケドニア代表で通算122試合に出場し、38ゴールをマーク。代表での最後のゴールは、13日に行われたオーストリアとのEURO2020初戦での得点だった。

 試合終了後、インタビューに応じたパンデフが自身の心境を明かしたほか、今後の去就について言及した。所属先のジェノアとの契約は今月末で満了となり、現役引退の可能性も含めて決断を迫られる。

「様々なことが頭に浮かんでくる。犠牲を払い、負け試合ばかりの20年間だったが、僕のキャリアの最後でEUROに出場することができた。北マケドニア代表にとっては偉業であり、この結末を嬉しく思っている。みんなには感謝している。このことを今後の人生においても忘れるつもりはない」

「僕は契約切れになるので、ジェノアからの連絡を待っている(笑)。冗談はさておき、これから家族との時間を過ごして、少し休養を取りたい。それから考えたい。ジェノアとは話をした。落ち着いてから将来どうするのか、自分の決断を下さなければならない」

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