beacon

誓った「今日は絶対にやられない」…任務遂行の浦和DF明本考浩、貴重な追加点も奪取!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

浦和レッズDF明本考浩

[6.27 J1リーグ第20節 浦和 2-0 福岡 埼玉]

 意識していたのは「今日は絶対にやられない」ということ。その言葉どおり、浦和レッズDF明本考浩は自らの任務を遂行。さらにゴールという結果も残し、チームを2-0の完封勝利へと導いた。

 左SBの位置でスタートした明本。福岡の右サイドハーフにはMFジョルディ・クルークス、右サイドバックにはDFエミル・サロモンソンが入った。「福岡のストロングだと思うので、クロスを上げさせないように近い距離に行くことを意識した」とピッチへと向かった。

 立ち上がりから、主導権を握ったチームは前半11分に先制に成功。その後もリズムをつかみ、福岡にチャンスらしいチャンスを作らせない。「SBでは守備に重心を置いているので、やられないことを意識している」と明本も対面するクルークスやサロモンソンに粘り強く対応。守備面で奮闘を続けると、後半31分には試合を決定付けるゴールを叩き込む。

 MF汰木康也が蹴り出したCKに対し、ニアサイドに走り込むと、ヘディングで叩き込んでチーム2点目を記録。「中の入りは決まっていたし、昨日の練習からニアに行っていた。うまくボールが来て合わせられて良かった」。

「重心を置いている」という守備面で完封に貢献するだけでなく、貴重な追加点も奪取。「前節やられていたので、今日は絶対にやられないことしか意識していなかった。その中で結果も出て本当に良かった」と白い歯を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP