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小泉バズーカ炸裂!! 司令塔のJ1初弾で先制の浦和、明本が加点して2戦連続完封勝利…福岡は3連敗に

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先制点を奪ったMF小泉佳穂をチームメイトが祝福

[6.27 J1リーグ第20節 浦和 2-0 福岡 埼玉]

 J1リーグ27日、第20節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズアビスパ福岡が対戦。前半11分にMF小泉佳穂の得点で先制した浦和が、後半31分にDF明本考浩が加点し、2-0の完封勝利を収めた。

 ホームの浦和は6月23日の第19節柏戦(○2-0)から先発7人を入れ替え、FWキャスパー・ユンカー、小泉、DF槙野智章、DF西大伍らを先発起用。ここ3戦未勝利(1分2敗)で2連敗中の福岡は6月19日の第18節神戸戦(●1-2)から先発4人を入れ替え、FWジョン・マリ、MF金森健志、DF宮大樹、DF湯澤聖人らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤からボールを保持して試合を進める浦和が、前半11分に先制に成功。右サイドの西からパスを呼び込んだ小泉が、MF前寛之のスライディングをかわして中央に持ち込むと、PA外から鋭い左足のシュートを突き刺し、スコアを1-0とした。このゴールは小泉にとって、嬉しいJ1初ゴールとなった。

 その後も主導権を握って試合を進める浦和は、前半29分に好機を創出。高い位置でのボール奪取を成功させ、ユンカー、MF大久保智明とつないだボールから、最後は小泉がフィニッシュ。しかし、シュートはGK村上昌謙の守備範囲に飛んでしまう。さらに同38分にはMF伊藤敦樹のサイドチェンジを受けた明本の折り返しにユンカーが反応するが、宮のブロックに遭ってネットを揺らすには至らなかった。

 1-0と浦和がリードしたまま後半を迎えると、同9分に福岡がゴールを脅かす。しかし、PA外にこぼれてきたボールに走り込んだMFジョルディ・クルークスのシュートはGK西川周作に阻まれてしまった。同17分には福岡ベンチが動き、MF杉本太郎がピッチへと送り込まれる。

 しかし、再びスコアを動かしたのは浦和。後半31分、MF汰木康也が蹴り出したCKに対し、ニアサイドに走り込んだ明本がヘディングで合わせてネットを揺らし、リードを2点差に広げた。さらに同36分にはPA内に侵入した汰木がDFエミル・サロモンソンのファウルを誘ってPKを獲得。3点目のチャンスを得たものの、キッカーを務めたユンカーのシュートは村上にストップされてしまった。

 その後、浦和に追加点こそ生まれなかったが、福岡の反撃を許さずに逃げ切って2-0の完封勝利。4月7日の第8節G大阪戦(△0-0)以来、約3か月ぶりにノーゴールに終わり、今季初となる完封負けの福岡は3連敗を喫することになった。

(取材・文 折戸岳彦)
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