beacon

契約満了の7月1日を迎えたメッシ、“無所属選手”となったことで抱える問題とは?

このエントリーをはてなブックマークに追加

契約満了の日を迎えたFWリオネル・メッシ

 FWリオネル・メッシが6月30日に満了となるバルセロナとの契約を延長しないまま7月1日を迎え、事実上フリーとなった。

 スペイン『アス』は「衝撃的なニュース」と伝えつつ、「カタルーニャのクラブは、メッシがクラブの提案を受け入れてサインするだろうと楽観的で、自信を持っている」と報じている。

 実際にジョアン・ラポルタ会長は6月30日の正午にクラブのオフィスに入る際、エースの契約延長交渉について「落ち着いている」と述べたとのこと。メッシが正式にサインするのはコパ・アメリカ終了後とみられている。

 同紙によると、メッシはこの大会を非常に重要視しており、長年追い求めてきた代表でのタイトルを獲得するため、他の何にも邪魔されたくないと考えているようだ。

 ただし、無所属の期間中はいくつかの問題も抱えることになる。同紙が「最も顕著」として挙げたのは、メッシがコパ・アメリカで負傷した場合にクラブの医療保険から外れることだ。バルセロナもFIFAからの補償が受けられなくなる。

 さらにメッシがバルセロナとの契約を結んでいない間は、新しいユニフォームを着たメッシの画像を使用したり、同選手の新ユニフォームを公式ストアで販売したりすることができない。

 また、商業的な問題に加え、7月1日以降のメッシのサインが更新とみなされるのか、それとも新たな契約とみなされるのかも重要なポイントだという。新契約とみなされた場合はラ・リーガの給与制限に影響を与える可能性があると同紙はレポートした。

●ラ・リーガ2020-21特集
●コパ・アメリカ(南米選手権)2021特集ページ

TOP