マンチェスター・ユナイテッドは、センターバック2選手の補強を検討しているようだ。イギリス『マンチェスター・イブニングニュース』が伝えた。

昨シーズンのプレミアリーグで2位フィニッシュを果たしたマンチェスター・Uだが、優勝した宿敵マンチェスター・シティに勝ち点12差と独走を許した。新シーズンこそ9年ぶりのリーグ優勝を目指す同クラブは、今夏に積極的な補強に出ると予想される。

『マンチェスター・イブニングニュース』によると、1日にはドルトムントとジェイドン・サンチョの獲得で合意したことを発表したが、他にもセンターバックの補強を熱望しているという。特にレアル・マドリー退団に傾くラファエル・バランに強い関心を寄せてきたが、ビジャレアルのパウ・トーレスも新戦力候補の1人のようだ。

同メディアによると、5月のヨーロッパリーグ決勝で対戦した際にオーレ・グンナー・スールシャール監督はスペイン代表DFを称賛する発言を残しており、今夏の獲得に動くことが予想されているという。対するビジャレアルは、今回の移籍市場で売却する場合には6000万ユーロ(約79億円)と報じられる契約解除金を値上げすることで選手と合意しているようだ。

また、ビジャレアル側は2016年にマンチェスター・Uへ売却したエリック・バイリーとの再契約に興味を持っているという。同選手は4月に新契約を締結したばかりだが、出場機会が限定的なことから今夏の退団にオープンで、両者はバイリーを加えたトーレスの取引を検討する可能性もあると、同メディアは伝えている。

なお、バイリーの他にも、アクセル・トゥアンゼベやテデン・メンジ、フィル・ジョーンズもマンチェスター・Uを離れる可能性があり、将来を約束されたセンターバックはハリー・マグワイアとヴィクトル・リンデロフのみのようだ。

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