スペイン代表のルイス・エンリケ監督がEURO2020準々決勝スイス代表戦に向けて、自信をにじませた。『マルカ』が伝えている。

　スペインは2日、EURO2020準々決勝でスイスと対戦する。大会に残っている他の7チームのうち、スペイン代表に勝るチームはないと確信しているようだ。

　エンリケ監督は、選手たちの動きのキレは最高レベルにあると説明し、彼らが直面する可能性のある唯一の問題は、フィジカルではなくメンタル面にあると強調。EURO2020でスペイン代表よりも優れたチームはあるかという質問に、「ない」と答えた。

「GPS(トレーニング中のシステム)が示す数字は素晴らしいものだ。問題は、フィジカルよりもエモーショナルな部分にあると思う」

「精神的に良い状態であれば、フィジカル面でも良い結果が得られる。私たちは素晴らしい存在だ。選手を入れ替えるかどうかはわからない。24人全員がプレーできるからね」

　また、エンリケ監督は昨年のネーションズリーグでスイス代表と対戦したことにも触れつつ、警戒を強めた。

「スイスも勝ち上がってきた。両チームがお互いによく知っているということは、良い点にも悪い点にもなりうる。非常に難しい試合になるだろう。スイス代表は、プレスや攻撃の仕方など、ヨーロッパの中でも最も優れたチームのひとつだ」

「とても難しい展開になるだろう。ファンが喜ぶようなビッグネームはあまりいないが……」

「バルデベバスでの試合は難しくはあったが、私たちの方が優勢だった。どちらの試合でも、私たちのパフォーマンスはとても良かった」

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