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バルセロナから不当解雇? ブラジル人23歳MFがクラブを訴える構え

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バルセロナ退団が発表されたMFマテウス・フェルナンデス

 ブラジル人のMFマテウス・フェルナンデス(23)がバルセロナから不当に解雇されたとして、クラブを訴えるつもりのようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

 M・フェルナンデスはバルセロナとの契約を2025年6月まで残していたが、先月末に契約終了が発表された。加入1年目だった2020-21シーズンの公式戦出場は1試合のみ。プレー時間はわずか17分だった。

 パルメイラスに所属していた昨年1月にバルセロナと契約を結び、シーズン終了までバジャドリーに期限付き移籍。そして同年夏にバルセロナへ正式加入となったが、入団セレモニーなどは行われず、新シーズンの背番号リストが発表された際に名前が記載されただけだった。

 獲得を決めたのは当時スポーツディレクターを務めていたエリック・アビダル氏で、パルメイラスに支払った移籍金は700万ユーロ(約9億円)とされている。

 同選手のバルセロナ入りについては、もともと懐疑的な見方が多かった。スペイン『マルカ』は「バルサが彼の獲得を発表した時、このニュースはブラジルで驚きをもたらした。この選手はカタルーニャのクラブでプレーするレベルではないと多くのアナリストが考えていたからだ」とレポートしている。

 5日に『ラジオ・バルセロナ』が伝えたところによると、バルセロナはM・フェルナンデスの契約解除を急いでいたとのこと。同選手にオファーもあったというが、バルセロナは常に拒否してきたと伝えられている。

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