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C大阪、5ゴール完勝で決勝T進出に王手! 加藤陸次樹&松本泰志が2発

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MF松本泰志が2ゴール

[7.6 ACLグループJ第5節 C大阪5-0広州 ブリーラム]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は6日、グループリーグ第5節を各地で行い、J組のセレッソ大阪広州FC(中国)に5-0で勝利した。最終節では決勝トーナメント進出をかけてグループ2位の傑志(香港)と対戦する。

 ここまで3勝1分でグループリーグ首位に立つC大阪。今節で勝利すれば決勝トーナメント進出が大きく近づくという中、ベトナム代表GKダン・バン・ラムが天皇杯2回戦鳥取戦(○2-0)に続いて先発に抜擢された。ロシア出身の同選手はベトナム、タイでプレーしていたがACL出場歴はなく、これがデビュー戦。またMF喜田陽、MF松本泰志らレギュラー入りを狙うサブメンバーも前々節に続いてスタメン入りした。

 試合は防疫措置の影響によりセカンドチームで臨んでいる相手に対し、立ち上がりからC大阪が一方的に主導権を握った。前半9分、MF高木俊幸のクロスに反応したFW松田力のヘッドはクロスバーに弾かれ、同28分にはまたも高木のクロスから放ったFW山田寛人のシュートがわずかに枠を外れたものの、前半のうちにスコアを動かした。

 前半33分、C大阪は右サイドをえぐった松田力が右足で低く鋭いクロスを入れると、ペナルティエリア内でFW加藤陸次樹が反応。身体を倒しながら放った力強いダイレクトシュートが決まり、先制点を奪った。これまで大会を通じて決定機を活かせなかった加藤はこれが待望のACL初ゴールとなった。

 1点リードで後半を迎えたC大阪は同8分に追加点。左サイドを駆け上がった高木のスルーパスをインナーラップで反応したDF小池裕太が折り返し、中盤から攻撃参加した松本が左足ダイレクトで流し込んだ。同22分には小池の左CKからDFチアゴが頭で決め、リードを3点に広げた。

 さらに後半27分、松田力からのダイレクトの縦パスを受けた松本がペナルティエリア内に侵入し、右足でネットを揺らして4点目。東京五輪代表の発足当初から森保ジャパンの常連だった22歳にとっては復活を印象付ける2ゴールとなった。後半アディショナルタイムにも加藤が2点目を決め、試合は5-0でタイムアップ。C大阪が勝ち点3を積み上げ、勝ち点13とした。

 決勝トーナメント進出が無条件で決まるグループ首位が今節で確定するかどうかは、2位の傑志の結果次第。だが、各地区グループ2位のうち上位3チームも決勝トーナメント進出できるレギュレーションのため、他グループの2位が勝ち点13に届く可能性は低く、C大阪は大きく優位に立っている。

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