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降格圏の大分が上位浦和を撃破! “レッズキラー”町田也真人の1点を守り切る

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大分が浦和に1-0で勝利

[7.10 J1第22節 大分1-0浦和 昭和電ド]

 J1第22節が10日に行われ、19位大分トリニータはホームで5位浦和レッズに1-0で勝利した。5試合ぶりの白星を手にし、連敗を2でストップ。敗れた浦和は4戦ぶりの黒星を喫した。

 互いにミッドウィークの天皇杯から中2日で迎えた一戦。前節からは両チームともスタメン1人のみを変更し、大分はDF刀根亮輔に代えて出場停止明けのDF三竿雄斗、浦和はDFトーマス・デンに代えてDF岩波拓也を起用した。フォーメーションは大分が3-4-2-1でスタート。対する浦和は4-2-3-1で臨んだ。

 大分はボールを支配する浦和に対し、前からはめ込む守備でペースを握る。MF小林成豪を起点とした序盤の立て続けのチャンスはものにできないが、前半12分にスコアを動かした。

 敵陣の左サイドで三竿がボールをカットし、それを受けた小林がドリブルでPA内左へ。左足でクロスを上げると、ニアに入ったFW長沢駿に複数のマークが引き付けられ、ファーでフリーとなったMF町田也真人が頭で合わせる。ゴール右に決め、チームトップの今季5得点目を記録した。

 町田は前回対戦の第11節(●2-3)と合わせ、今季の浦和戦で3ゴール目。大分は先制後も長沢やMF下田北斗に得点チャンスが訪れたが、追加点を挙げることはできない。一方、ボールを保持し続ける浦和は、大分のディフェンスを前にビルドアップがうまくいかず、ほとんど好機を作れないまま0-1で前半を終えた。

 浦和はハーフタイム明けからボランチのMF柴戸海に代え、FW杉本健勇を投入。トップ下のFW小泉佳穂を1列下げ、4-4-2に変更した。後半2分にはMF伊藤敦樹のスルーパスからMF田中達也が右サイドを駆け上がり、右足でワンタッチクロス。ファーから中央へ入ったDF明本考浩が左足で押し込もうとするが、わずかにゴール左へ外れた。

 前半から一転して攻撃のリズムをつかんだ浦和。中盤から前線への縦パスが通るようになり、左サイドから中央にタイミングよく顔を出すMF汰木康也を中心にゴールへ迫っていく。しかし、交代カードを使いながら選手の配置を変更して対応する大分の守備を最後まで攻略できず、0-1の完封負けとなった。

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