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クリス&ハウル弾で鹿島撃破!! 下位低迷の柏がホーム6試合ぶり白星

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FWクリスティアーノが先制弾

[7.11 J1第22節 柏2-1鹿島 三協F柏]

 J1リーグは11日、第22節を各地で行い、柏レイソル鹿島アントラーズを2-1で破った。ホームでは6試合ぶりの勝利で勝ち点を20とし、残留圏内の暫定15位に浮上。降格圏内17位との暫定勝ち点差も3に広げ、残留争いで一歩リードした。

 前半から主導権を握ったのは不調にあえぐ柏。最前線のFWペドロ・ハウル、サイドに開くFWクリスティアーノを活かしたダイナミックな展開でゴールを狙い、多くのチャンスをつくった。対する鹿島もMFディエゴ・ピトゥカ、FWエヴェラウドを使った攻撃で何度かゴールを狙うも、互いに得点には至らないままハーフタイムを迎えた。

 すると後半から柏が一気にたたみかけた。まずは8分、ピトゥカからエヴェラウドへの縦パスをDF上島拓巳がカットし、カウンターをスタートすると、中盤で受けたMF戸嶋祥郎がスルーパスを供給。右サイド裏に抜け出したクリスティアーノが勢いを持って右足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺して先制に成功した。

 さらに柏は後半12分、左サイドの深い位置でMFドッジがMF三竿健斗のファウルを受けてFKを獲得。この攻撃はゴールにつながらなかったが、ゴールキックを戸嶋が拾って再びカウンターをスタート。右サイドへの展開からクリスティアーノがヒールで落とし、攻め残っていたDF大南拓磨がグラウンダーで折り返すと、P・ハウルが右足で流し込んだ。

 その後は鹿島のパワフルな攻撃に苦しんだ柏はゴール前で上島、大南ら守備陣が奮闘するも、後半44分に波状攻撃から送り込まれたDF永戸勝也のクロスをDF犬飼智也にヘディングで決められ、1点差に迫られる。それでも追加失点を許さなかった柏が試合を締め、2-1でなんとか勝ち切った。

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