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間近に迫る東京五輪…成長を確かめるU-24日本代表、堂安「もっと向上しなくちゃ」森保監督「確実に前進できた」

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MF堂安律の2得点を含む3ゴールでU-24日本代表が勝利

[7.12 キリンチャレンジ杯 U-24日本 3-1 U-24ホンジュラス ヨドコウ]

 いよいよ10日後に始まる東京オリンピック。U-24日本代表は同大会でグループBに入るU-24ホンジュラス代表に3-1で勝利を収めた。

 日本は前半13分にMF久保建英のアシストをDF吉田麻也がワンタッチで沈め、先制に成功。さらに同42分にはMF堂安律が追加点を挙げる。後半21分には1点差に詰め寄られるが、同40分に堂安がこの試合2点目を決め、3-1で締めくくった。

 堂安は1点目がFW林大地の、2点目はMF相馬勇紀のアシストからゴールを決めた。試合後のフラッシュインタビューでは「両ゴールともワンタッチのゴールだったので、パスをくれたチームメイトに感謝したいです」と謙虚な姿勢。「まずは立ち上がりで先制点を取ることが大事でした。後半に少し相手に流れを持っていかれてしまったので、そこはまだまだ課題。前半よかったですけど、もっともっと向上しなくちゃいけないことはあるかなと思います」と試合を振り返った。

 コロナ禍で無観客が決定したものの、頂点への意志は揺るがない。堂安は「関西でパワーをくれる皆さんに感謝していますし、金メダルを目指して僕たちは頑張りたいと思います」と力強く語った。

 森保一監督は「チームが活動し始めて1か月くらい試合をしていなかった選手が多くて、なかなか難しい試合でした」と語る。「完成度という意味ではまだまだ上げていかなければいけないところはありますけど」と前置きをしつつ、「選手のコンディションの状態からすれば、今日の試合で強い相手にゲーム勘が取り戻せた。ゲームの体力がしっかり上がった。そしてチームのコンセプトがしっかりと共有できたというところでは、確実に前進できたいい試合だったと思います」と今日の収穫点を挙げている。

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