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優勝候補スペインと対戦のU-24日本代表…森保監督「我々も東京五輪で金メダルを目指している」

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DF吉田麻也と言葉をかわす森保一監督

 東京五輪前ラストマッチに臨む。対戦相手は強豪スペイン。U-24日本代表を率いる森保一監督は「選手たちには自信を持って、試合に勝つために臨んでほしい」と期待を寄せた。

 EURO2020で若手最優秀選手に選ばれたMFペドリ(バルセロナ)やスペインA代表でも正守護神を務めるGKウナイ・シモン(ビルバオ)ら、EURO出場組が6選手。さらにオーバーエイジにFWマルコ・アセンシオ、MFダニ・セバージョス(ともにレアル・マドリー)、MFミケル・メリノ(ソシエダ)を招集している。

 優勝候補の一角と見られるスペイン。しかし、森保監督は「我々も東京五輪で金メダルを目指しているので、同じ目線で戦ってほしい」と選手たちに発破をかけた。

「目標を金メダルとしているだけでなく、日本の選手が持っている力をしっかり出し切れば、世界の強豪とも対等に戦えると思ってやってきた。選手たちには自信を持って、試合に勝つために臨んでほしい。東京五輪に向けても、世界のトップレベルとの戦いで良い刺激を受けて、自信となる準備をしてほしい」

 スペイン戦での交代枠は11人。中4日で東京五輪初戦・南アフリカ戦を迎えることもあり、「少しでも多くの選手を起用したい」との意向を明かした。「スペインという世界のトップトップと戦えることで、選手たちが良い刺激を受けて、彼らの成長につなげてもらえればと思う」。

 金メダル候補との対戦経験を成長へとつなげる。そして、勝利を手にし、勢いに乗って東京五輪本大会に臨みたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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